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ベネズエラで「すべての抗議の母」デモ、若者2人死亡

南米ベネズエラ各地で19日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領の退陣を求める大規模な抗議デモが行われる中、少年(17)と女性(23)が銃で撃たれて死亡した。政治危機が深まっているベネズエラで、反政府デモに関連した死者は今月計7人となった。

首都カラカス(Caracas)では、石を投げつけるデモ隊に機動隊が催涙弾で応酬するなど衝突が発生。目撃者らによると、その際に、バイクに乗った身元不明の男1人が少年の頭部を撃ったという。

一方、少年を治療した病院関係者はAFPに、少年は複数の男から銃撃されたと語っている。男らはデモ隊に向けて催涙ガス弾も投げつけていたという。

もう一人の犠牲者、パオラ・ラミレス(Paola Ramirez)さんは西部タチラ(Tachira)州サンクリストバル(San Cristobal)で行われた抗議デモの最中、やはり頭部を銃で撃たれて死亡した。州検察当局が発表した。

19日の抗議デモについて野党勢力は、マドゥロ大統領が政府部隊やギャング団による暴力的な鎮圧を許していると非難している。野党側はこのデモを「すべての抗議の母」と呼んでいる。

検察当局は両殺人事件について捜査に乗り出した。当局の発表によると、今月のデモではこれに先立ち少年(13)を含む5人が死亡している。

映像は、催涙ガス弾を避けようと川を渡ったり、機動隊と衝突したりするカラカスのデモ参加者らや、放水車で鎮圧を試みるサンクトバルでの様子。

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