• 政治

<都議選>民進党、共産党が選挙公約を発表

6月23日告示の東京都議会議員選挙に向けて、各党とも臨戦態勢となってきました。民進党と共産党は選挙公約を発表しました。「離党ドミノ」が止まらない民進党は厳しい状況が続いています。

民進党は都議選の公認候補36人のうちこれまでに14人が離党届を出す異常事態となっています。4月20日の会見で民進党の蓮舫代表は「民進党としての旗を掲げて頑張りたいという仲間がいる。その方々の当選を目指して全力で党としてできることをやっていきたい」と述べています。

一方で「離党ドミノ」の流れに逆らうように、党に残って選挙を戦う決心をした現職もいます。民進党残留を表明している西沢圭太都議は、中野区で再選を目指しています。西沢都議は「民進党は離党する人がいっぱいいるが、西沢都議は大丈夫かと言われることもある。私は離党することは一切ない」と訴えます。また、「離党して知事の言いなりの与党になることで、都議会の役割が失われる懸念がある。だから民進党の旗を立て、民進党の看板で戦いたい」として、議会の監視機能が失われかねないという懸念から党に残り、都政に対して是々非々の立場で臨みたいと意気込みを新たにしています。

民進党は9日、都議選に向けたマニフェストを発表しました。会見で民進党都連の松原会長は「本当の意味での都政改革を行っていく。東京都から国の改革を行う本物の政治勢力であることを理解してほしい」と訴え、重点政策には子育てや防災など7つの項目を掲げました。また、豊洲市場の移転問題については責任の所在を明らかにすることや、地下水から検出された汚染物質に対して早期の追加対策を行うことなどを求め「都民の理解なくして豊洲への移転はない」としています。

◇ ◇ ◇

共産党は8日に発表した公約に、豊洲市場への移転を取りやめて築地市場を再整備することを盛り込みました。共産党東京都委員会の若林義春委員長は会見で「最大の争点は築地市場の豊洲移転問題だと考えている」と述べました。

共産党はこれまで豊洲移転を進めてきた自民党や公明党との対決姿勢を明確にしました。そして、公明党と選挙協力する都民ファーストの会の姿勢を批判し、選挙協力せず、独自の主張で選挙を戦う考えを示しました。若林委員長は「小池知事対都議会自民党、あるいは小池派か反小池かというような対決構図があるが、それだけだと各政党会派の重大な違いが見えなくなってしまうのではないか」と話しました。

共産党は前回、議席を倍以上の17議席に増やしましたが、今回は現職6人が引退することなどから厳しい選挙戦になるとみています。

◇ ◇ ◇

2カ月を切った都議選に向けて、各党とも動きを加速させています。スタジオでは、政治学者で国際医療福祉大学教授の川上和久さんに話を聞きました。

◇ ◇ ◇

都議選を巡って、自民党からも離党者です。中央区選挙区選出で自民党の立石晴康議員が9日、離党届と会派離脱届を提出しました。立石議員は築地市場の再整備と豊洲市場への移転反対を主張し、党の考えに反することから離党を決めたということです。当面は無所属で活動しますが「都民ファーストの会からの支援は歓迎する」と話しています。

ニュース